考える事。

う〜む、いろいろ難しいよね、世の中は。
真正面から向けば向くほど。

友人Kの影響を強く受けながらも自分というIDを確立したいと自分の方向にばかり考えが行くのはどうしたものかと思いつつ、他人にまで目が行かない自分のキャパの狭さを広げたい。
先を見据え、的確な判断ができるようになりたい。
理論的で効率がよく、それでいて情緒豊かに人間らしく。
目指すものは高く立派だが、それを目指すに見合う自分がない。
なんて自己嫌悪になる事なんて最近しょっちゅうだ。
別に見合わなくても良い、がんばる事で自分を高められると考えている時はモチベーション満タンな時。
そのモチベーションの維持に苦労を感じる。

自分の考えに自信を持ちたい。
確固たる信念、今の俺にはそれが足りない。
自信を持って人に主張できる事柄が俺の中にない。
でもさ、自信もって人に主張できない事の一因として「他人の立場を考えると…」ってのがある。
相手の思いや筋が見えてくるとなかなか俺は主張ができない。
してる事はままあるのかもしれないが、自分でそれに気付いた時、前主張してたくせに気付いてからはできなくなる。
だって相手にも筋があるんだもん。
自分にも筋や主張があって、でも押し通したら相手に不満がでる。
完璧にうまくいく事がないのは当然で、そんなこたとうの昔からわかってる。
ただ、互いの納得がいくところまで意見を摺り寄せるのがうまくいかない。
というか、俺が納得するところで摺り寄せができてない。

もっとうまいところに妥協点はないか?

そんな風に思う。
俺が提示し、相手が提示した意見を摺り寄せればそれが妥協点なんだろうけど、それで俺が納得できてない。
それは俺の意見がもっと取り入れるべきだという心の声か?
ただ単純に自分の能力不足を避難する心の声か?

このわだかまりは何だ?
自分の事さえうまくまわってない今、それは俺のキャパが狭いのか、ものを持ちすぎなのか…。

友人Iに言われた。
「最近のイリさん、無理やり詰め込んでるような気がするよ。」
確かにそうなんだろう。
言われてはっとした。

もっとすごいヤツになりてぇなぁ。
何でもできちゃうすごいヤツに。

かっこよくなりてぇなぁ。
誰にでもほめられるようなかっこ良いヤツに。

こう、人間的に濃い人間になりたい。
フランクだけど厚みと重みのある人間に。
親しみやすくて渋みのある重厚な人間に。