親離れ。

なんとなく風呂に入りながらこんな事を思った。



さきほど、母のものもらいがひどいため、とりあえず急患で病院に行く時、めずらしく話をした。

日常の中ではしないような話。

あぁいうゆっくりした時間がないとなかなか話せない事。

やりたい事やってるせいか、あまり家での時間がない僕にとっては良い時間だった。

家には少々PCいじるのと寝る事ぐらいしかしに帰ってないから。

後は荷物置きみたいなもんだ、僕の部屋は。

そんなだから母と少しながらゆっくりした時間を持ったら、話したいと思う事がいっぱい頭の中に浮かんできた。

母が話す事を最後まできちんと聞きたいと思った。

何だか今日は母が少しかわいくみえた。



親離れっていうのはこういう事なんじゃないかと思う。

あくまで母は母であって、恋愛対称としての女性にはなりえない。

ただ、一人の女性として、たまに言うわがままの理解ができるようになり始めてると思う。

父も父であって、友人ではない。

でも、父の事を最近は父としてではなく、一人の先輩としてみているような気がある。

別に親が親でなくなるわけではないけれど。

親は親であり、頼れる存在。

甘えられる存在。

それでも親は親であって、僕ではないから、僕は僕の人生を歩む。

依存はしない。

自分の目指すところへ向けて。

最終的に残るのは、親と子という関係、絆だけになるんだと思う。

金銭、住居が別になり、親が僕に与える影響が小さくなる。

それが親離れなんじゃないかと思う。